「塩抜き」と「砂抜き」
あさりの塩抜きと砂抜き。この作業は欠かせません。ここを正しい手順で行って安全に美味しく食べたいものです。あさり…と聞くと、誰もがやはり潮干狩りを思い出すでしょう。そこで取ってきたあさりを持ち帰って味噌汁にして食べたという人はたくさんいると思います。
さて、そのあさりですが、いざ調理しようとなると「塩抜き」やら「砂抜き」とやらが立ちはだかります。これがちょっと面倒ですよね。ところが、あさり料理ではここが肝心で、これをしっかり正しくやらないと、せっかくの良質のあさりでも台無しです。あさりを無駄にしないよう、正しい「塩抜き」と「砂抜き」のやり方をマスターしましょう。
表題はあさりの砂抜き、とありますが塩抜きも必要です。「塩抜き」と「砂抜き」は違うの?という人もいるでしょう。まず覚えることは、あさりを調理する上で「塩抜き」と「砂抜き」は欠かせないというコトです。この二つをごっちゃにしてはいけません。
まず「塩抜き」ですが、これはあさりが含んでいる海水を抜く作業のころです。これをしないと、味がしょっぱ過ぎてとてもではないですが食べられません。
そして「砂抜き」ですが、これはあさりが含んでいる泥を抜く作業のことです。これをしないと、食べた瞬間に口の中で「ジャリ!」という事になります。いくらおいしそうなあさりでも砂も一緒に食べるのでは、これはダメですよね。